between earth and sky

自然との調和を探る旅。旅と自然と子育てと。

いのちと食

f:id:yukaearthandsky:20200115140040j:plain

 

身体を作るもの…

ココロを育むもの…

食。

 

 

最近はVeganやVegetarian,Gluten-free,Sugar-freeなど色々な食事法がある。

どれが正しいや間違っていると言うことはなく、

食はその国の文化や伝統であり、

一概に否定できるものではない。

あとは、個人の選択の問題。

 

基本、自分が欲するものを食べればいいのだと思っている。

私はお肉もお魚も食べるけど、

たまに少し食べるだけで充分。

低血圧なので意識して食べようとする程度。

どちらかと言うと、Vegan やVegetarian 料理が好き。

 

ただ、何を食するにおいても

『生命』をいただいているのだと言うこと。

 

アヒムサ(不殺生)とあるけれど、それを理由に肉魚を食べない人。

 

お肉だけでなく野菜にも生命がある。

 

ウブドにいると外人のビーガンやベジタリアンの人はいっぱいいる。

でもね、生命を大事にしている人はほとんどいない。

食べることのできない量を頼み、悪びれる様子もなく残す人。

ちょっとでも気に入らないと残す人。

これでVeganと呼べるのだろうか?

 

私は家庭において息子にこう伝える。

 

全てのものに同じ生命が宿っていると言うこと。

人間や動物を含む全ての者が他者の命を奪う(頂く)ことで、自分の生命に変えていくと言うこと。

だから全ての生命を大切に扱うと言うこと。

野菜や肉魚といった分け隔てなしに。

人間も自然の輪の一部。

人間だけが自然の摂理から外れ、自分の欲を満たすために食べていること。

それが、今の畜産業、環境破壊、そして農薬まみれの野菜を産み出してきたのだと言うこと。

だから、常に自分が生きていく上で必要な分の生命をいただくようにすること。

 

全ての人が、必要以上を摂ることがなくなれば

アマゾンが燃えることもなかったのかもしれない。

 

そう言う意味で、VEGANを訴える人もいる。

では、野菜ならば残しても大量に摂ってもいいのか?

と言うことではない。

私はこれは全てのことに言えると思っているし、そういう気持ちで生命をいただいている。

必要以上を採らなければ、農薬使用は減るだろう。

その農薬が川に流れることで、直接的健康被害を受けている人がいる。

 

まず、そういうことに意識を向けそこからどう選択していくか。

 

そして、今はSNSなどで情報が溢れる時代。

世界中どこでも同じものが流行り、同じもの食べてる。

どこでもスムージーとかココナッツオイルとかさ。

でも、見失わないでほしい。

何よりも健康を育むものは、

自分が楽しく食べられることと、そして、

自分の環境にあったモノを摂るということ。

 

日本には日本の素晴らしい食文化がある。

バリにはバリの環境に適応するものがある。

それぞれ違うけど、どちらもいいんだよ。

その土地に自然と育ってきたもの、

その土地に合う調理方法。

もっと見直していったらいいよね。

 

 

そんなことを伝えていけたらと思い、バリ島のシデメンにあるジャングルの中の青空クッキングクラスを主催しています。

バリ島へ来た際はぜひ立ち寄ってみてください:)

http://www.greenkitchenbali.com

yukayamazoe26★gmail.com (★を@に変えてご連絡ください)