between earth and sky

自然との調和を探る旅。旅と自然と子育てと。

子ども主体でいいの?

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私の住むバリ島には多くの日本や海外からの移住者がいます。

みんな移住の目的はそれぞれですが、子どもの教育のためという家族もいる。

バリ島の気候や環境の中でのびのびと育てたいのでしょう。

ましてや日本の都市に住んでいたらそんな気持ちが強くなる人も多いいのかなと。

あとは、最近多い英語を身につけさせるためということもあるでしょう。

 

ここバリ島以外にもこういう理由で海外移住する人が増えてる最近。

とにかく子どもの”教育”主体で家族が動く。

それ自体が良い悪いという話ではなくて、

今回の視点は

じゃあ自分自身はそれで幸せか?ということ。

 

教育熱心な親が多いけど、子どもに自分たちの理想や望みを託しすぎたり、

子どものためにと、自分の時間やワクワクする気持ちを抑えたりしてないかな?

結局、日本からのお受験戦争は避けてきたけど、こっちでも”良い”学校優先になり本当に子どもをのびのびと育てられているのかな?とか想うわけです。

どこにいようが大学が…とかそういう将来のことばかりに心配が先走ってる。

場所が変わってるだけで、親側の姿勢って結局似たり寄ったりにしか見えない。

親がまずのびのびとしてない!笑

 

何が言いたいかといえば、

彼らは自分の人生を生きているのだろうか?

”子どもの幸せ=自分の幸せ”ではない。

自分の人生は子どもには託せない。

もちろん子どもの人生を私たち親がどうする権利はない。

ただ出来ることは彼らの幸せを願うことだけだ。

そしてそのための行為が自分の人生の望みかのようになってしまってる気がする。

 

もっと、自分を大切にしてほしいと思っている。

生活の中でどこかに自分のスペースを作ってほしい。

自分が幸せで、気持ち良い暮らしを見せることがとても大事なことだ。

でもこれは、育児や家事を全く放って良いというわけではなくてね。

ただ、必ずどこかにスペースはあるから。

もっともっと、自分の内側に向き合っていってほしいと思っている。

そんなに子ども子どもしなくても大丈夫だよ、と言いたい。

子どもは親の笑顔を見ることが嬉しいんだから。

子どものための環境の前に、自分のための環境を整えることを考えても良いと思っている。

 

自分が、心地よく気持ちよく過ごせる日常を♩