between earth and sky

自然との調和を探る旅。旅と自然と子育てと。

僕を探しに。足りないカケラを探してる…

タイトルは大好きな絵本のタイトルを引用。

 

 f:id:yukaearthandsky:20210505213311j:plain

 

自分には何かが足りないと、そのカケラを探してる。

カケラがないと、キレイな○にならないから、スムーズに進まない。

そのおかげで、花の匂いを嗅ぐことや小さなことを見つけた。

 

とうとうカケラが見つかった。

おかげでキレイな○になった僕はスムーズに進む。

花の匂いにも気付かずに。

 

そして最後は見つけたカケラをまた外す。

花の匂いを楽しむために。

 

 

すっごい大雑把にまとめるとこんな感じです。

色々な捉え方があって、作者もそこには言及していないそう。

それぞれが感じるままに感じていいということだね。

 

私は最近これを読んであるドラマを思い出した。

日本のドラマが好きなバリ人旦那につられて見た(こっちでは衛星放送で日本のドラマが観れるんです)

「僕らは奇跡でできている」。

 

このドラマでイソップの「うさぎとかめ」の解釈の話が出てきました。

 

以下引用↓

 

「カメはぜんぜんがんばっていません。競争にも、勝ち負けにも興味がないんです。カメは、ただ道を前に進むこと自体が楽しいんです。
想像してみてください。地面からはいつくばって前に進む、カメにしか見えない世界。地面から数センチの世界。その素晴らしい世界を楽しむためだけに、ただ、カメは前に進むんです」

 

カメの世界にもはやウサギの存在はなく、
寝ているウサギに声をかけなかったのも、そのためです。

「ウサギは、カメを見下すために走るんです。自分は、すごいって証明したいんです。」

 

この2つの内容の意図はちょっと違うけど、

でも共通していることもある。

 

「自分にしか見えない世界。その世界を楽しむ」

 

ということではないかな。

 

ゴールに達成することで、他人から承認されたい。自分がすごいと証明したい。

そして自分自身も達成すること、要は先だけを見て今目の前にあることを見落としてしまう、

楽しむことを忘れてしまう。

 

肩書きや名声、他人に認めてもらうためのゴールを求めていると

本当に大切なことに気付かなくなってしまう。

そして自分のための人生ではなくなってしまう。

 

私はかめで在りたい。

 

ただ自分の道を進みたい。

自分だけにしか見えない世界を楽しみたい。

 

 

 

Instagram

https://www.instagram.com/yuka_earthandsky/