最近のモヤモヤを観察してみた
若いころの私はもっと身軽だったな…
なんて思いふけっていたある時。
じゃあ何で今はそうじゃないんだろう?
と、ふと探ってみた。
昔は私は自分の興味のあることしか関心がなかった。
自分軸というか、ワガママにさせてもらえたというか。
学生生活を終えても、実家で暮らし気楽なフリーター生活。
自分の趣味のためだけに収入を得て、自分の好きに休みをとっては旅に出る。
じゃあ、今はどうなのだろう?
そう。今は”私のもの”が増えてしまった。
私の家庭、私の家、私の子どもに私の財産…
若いころは”私の〜”なんて何もなかった。
失うものも、守るものも、責任もなく、
ないが故に強く、生意気でそして恐れや心配なんてなかった。
でも今は最低でも⬆︎これらの”私のもの”があることで執着、恐れ、心配や不安が増えてしまった。
ああ、こういうことか。
と、納得。
そして同時に、もうこれらのものから解放されたい!
と強く思った。
実際に手放すことのできるものや、そうでないもの。
でも手放すというのは、こだわらない。ということでもある。
本当には、どれも”私のもの”なんてものは何一つとしてないのだから。
歳を重ねることで暮らしは変わる。
パートナーを持ち、子を授かる。
住む家ができる。
ただ、それらに囚われないことが大事なのだろう。
ただそれらを捨て独り身になればいいとは違くてね。
いつの間にかそれらに縛られていた自分。
いつの間にか”私のもの”が増え全部を抱え込もうとしていた自分。
もっともっと軽くなりたい!
昔の私の中に、自己肯定とか自己否定とかなんて意識はまるでなかった。
それは自分の中に、”比較”というものがなかったからだろう。
それだけ自分が好きなことだけを見ていたから。
でもどこかの地点でそれが変わった。
きっと私の人生で一番辛かった30〜33歳の間だろう。
全ての自信を失った気がした。
その時初めて、”私って何もの?”って考えた。
そう、周りとの比較が始まった。
正直に、その頃は夫婦仲も良くないこともあり
苦しかった。
そこから今は抜け出し、
私がやりたかった宿と料理とヨガをライフワークとすることもできた。
一つのステージを終え、次のステージに行きたがっている自分を強く感じる。
ウズウズしている。
でもなかなか進めてなくてモヤモヤしていた自分を見つめているときにふと、☝︎こんなことを考えていた。
もっともっと身軽になろう。