between earth and sky

自然との調和を探る旅。旅と自然と子育てと。

Braiding Sweetgrass <スイートグラスを編む>

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去年の5月に始めてアリゾナとユタを旅した。

 

その時に訪れた地の一つ、Monument Valleyはすごく思い出深い再訪となった。

 

そう、再訪と言っている訳は、そこが私が過去世で住んでいた地だからだ。

 

そういうこともあり、この時の旅は強く私と先住民との繋がりを築くものとなった。

彼らの叡智をもっとたくさん知りたいと思った。

 

私が漠然と抱く、自然との共生。

 

それに答えてくれそうだと思った。

 

ナチュラリストではなく、

私が自然そのものでありたいと思っている。

 

自然の環の一部である人間という存在として、自分がどう在ろうか。

 

それらの答えは彼ら先住民の暮らしから得られるような気がしている。

 

そんな思いを抱く中、出会ったのが写真にもあるが、

「植物と叡智の守り人」

 

まだ完読していないが、何て素晴らしい本!

 

よくある「先住民の癒しの言葉的」な内容の本ではなく、それらを含みながらも彼らの暮らしの叡智を自然界の植物との繋がりをもって、私たちに伝えてくれる。

 

どう自然と向き合ってきたか…

マザー・アースへの感謝を捧げること…

生命を与えられているということ…

そしてそれに、私たちはどうお返しするか。

 

これを読むと、これから自分が自然とどう対話していこうかと考えさせられる。

というよりも、こんなに愛おしい地球に私たちは一体何ができるだろうと。

 

これに対するある先住民の答えは、

「私たちがこの地球にお返しできるなんて思うな。(それだけ地球が与えてくれるものが大きく、私たち人間という存在がちっぽけであるという意味)ただただ感謝することだ。」

ちょっと最後のニュアンスが違った気もするけど苦笑

ざっとこんな感じのことが書かれてた。

 

そう、いつもこの地球から生命をいただいているんだということを忘れずにいること。

そして感謝すること。

感謝する気持ちが起きるなら、それを乱暴に扱おうなんてする人はいないよね。

 

その気持ちがみんなに起きる時、今のように地球が破壊されることはないよね。

 

話が逸れてしまったけど。

 

植物(自然界の)の持つ不思議な力と、先住民の叡智を愛をもって伝えられた素晴らしい一冊だと思う。

 

森を歩きたくなる…

自分の暮らしているすぐそばの自然も愛おしく感じる。

もっともっと植物や人間以外の自然と繋がりたいと思う。

 

興味のある方はぜひ読んでみてください:)